就活やアルバイトの応募で必ずと言っていいほど聞かれる「自己PR」。
でも、「自分のことをどうアピールすればいいの?」「特別な経験がない…」と悩む人も多いと思います。
この記事では、自己PR文の書き方をやさしく解説しながら、すぐに使えるワークと実例も紹介します。
自分らしいアピールができるよう、いっしょに考えていきましょう!
自己PRってなに?なぜ必要なの?
自己PRとは、「自分の強み」や「得意なこと」を相手に伝えるための文章です。
企業やお店は、「この人はどんな人なのか?」「うちで活躍できそうか?」を知りたいと思っています。
そのため、自己PRは「あなたらしさ」を伝えるチャンスでもあります。
自己PRに書くべき3つのポイント
自己PRは、次の3つのポイントを意識すると伝わりやすくなります。
1. 自分の強み(どんなことが得意か)
例:責任感がある、人と協力するのが得意、計画を立てて行動できる
2. その強みを示すエピソード(実際の経験)
例:文化祭の実行委員でリーダーを務めた、アルバイトでお客様対応を任された
3. 応募先でどう活かせるか
例:この強みを活かして、チームで協力して仕事を進めたい
自己PR文づくりのワークに挑戦!
ここからは、自分だけの自己PR文を作るための簡単なワークをやってみましょう。
ステップ1:自分の強みを選ぶ
下の中から、「自分に当てはまりそう」と思うものを3つ選んでみましょう。
- コツコツ努力できる
- 人と話すのが好き
- 責任感がある
- 明るく前向き
- チームで協力できる
- 新しいことに挑戦できる
- 計画を立てて行動できる
- 柔軟に対応できる
→ 選んだら、なぜそう思うのかも一言メモしてみてください。
ステップ2:その強みが出た経験を思い出す
例えば、「チームで協力できる」を選んだ人は、どんな時にその力を発揮しましたか?
- 部活やクラス活動での経験
- アルバイトやボランティアでの経験
- 家族や友人との関わりでもOK
→「その時、自分がどんな行動をしたか」「どんな結果が出たか」を簡単に書き出してみましょう。
ステップ3:応募先でどう活かせるかを考える
その強みを、応募先でどう活かしたいですか?
- 「チームで動く仕事で協力して働きたい」
- 「お客様に明るく対応して、良い雰囲気を作りたい」など
→ 応募先の仕事内容をイメージしながら書いてみましょう。
自己PR文の実例を見てみよう
ここでは、高校生・大学生によくある例文を紹介します。文の形や言い回しを参考にしてください。
例文1:責任感があるタイプ
私は責任感を持って行動することを大切にしています。高校では、文化祭のクラス企画のリーダーを務め、クラスメイトの意見をまとめながら準備を進めました。トラブルが起きたときも、最後まであきらめずに対応し、本番を成功させることができました。この経験を通じて、最後までやり抜く力が身についたと感じています。御社でも、任された仕事を責任を持ってやり遂げたいと考えています。
例文2:人と話すのが得意なタイプ
私は人と話すことが得意です。コンビニでのアルバイトでは、笑顔でお客様に挨拶することを意識し、常連の方に名前を覚えていただけるようになりました。スタッフ同士でも積極的にコミュニケーションをとることで、働きやすい雰囲気づくりにも貢献できたと思います。今後も、相手との信頼関係を大切にしながら働いていきたいと考えています。
うまく書けないときは「事実ベース」でOK
「すごい経験がないとダメなんじゃ…」と思う必要はありません。
大事なのは、あなたらしいエピソードがあることです。小さな出来事でも、「どう考えて行動したか」が伝われば、立派な自己PRになります。
まとめ
自己PRは、自分の強みを相手に伝える大切なパートです。
「すごいことを書く」よりも、「自分らしさ」が伝わることがポイントです。
今回のワークを通して、自分の強みやエピソードを見つけ、自信を持ってアピールできる文章を作ってみましょう。書いてみた自己PRは、先生や家族、友達に見てもらうのもおすすめです。