「IT業界って難しそう…」「プログラミングなんて全く分からない…」そう思っている皆さん!私自身も、つい最近まで全くITとは関係のない仕事をしていました。
そんな私が、ひょんなことからIT業界に飛び込み、今では楽しく働いています。
今回は、私が未経験からIT業界に転職した時の、ありのままの体験談をお話ししたいと思います。転職を考えている皆さんは、きっと『何から始めればいいんだろう?』と悩んでいるのではないでしょうか。
この記事が、その一歩を踏み出すヒントになれば嬉しいです。
なぜIT業界に?転職を考えたきっかけ
元々私は、接客業で働いていました。人と話すのは好きでしたが、毎日同じことの繰り返しで、少しずつ「このままでいいのかな?」と疑問を持つようになりました。
そんな時、友人がWebデザイナーとして活躍しているのを見て、画面の中でアイデアが形になっていく様子に、まるで魔法のように心を奪われました。それまで全く縁がなかったITの世界に、ぐっと引き込まれたのです。
IT業界について調べてみると、プログラミングスキルがなくても活躍できる職種がたくさんあることを知りました。例えば、ユーザーの使いやすさを考えるUI/UXデザイナーや、Webサイトや広告を分析して戦略を立てるWebマーケターなど、文系出身の私でも挑戦できそうな道が見えてきたのです。
また、IT業界は今後も成長していく分野だということも、大きな決め手になりました。AIやIoTといった新しい技術がどんどん出てきていて、将来性があると感じました。
「もし失敗しても、失うものはない!」そう自分に言い聞かせて、思い切ってIT業界への転職活動をスタートすることにしました。この決断が、私の人生を大きく変えることになるとは、その時は夢にも思っていませんでした。
独学vsスクール?勉強方法の比較
IT業界を目指すにあたり、まずはスキルを身につける必要があります。
私が最初に悩んだのは、「独学で頑張るか、それともスクールに通うか」でした。それぞれのメリットとデメリットを比較検討するために、インターネットでたくさんの情報を調べ、すでにIT業界で働いている知人にも話を聞きました。
その結果を、皆さんが理解しやすいように表にまとめてみました。
勉強方法の比較

私は最終的に、プログラミングスクールに通うことを選びました。理由は、独学で一人で黙々と勉強する自信がなかったからです(笑)。
実際に、スクールでは、同じ目標を持つ仲間と励まし合いながら勉強できたので、モチベーションを高く保つことができました。また、分からないことがあれば、現役のエンジニアである先生にすぐに質問できたので、つまずくことなくスムーズに学習を進められました。
さらに、私が選んだスクールは転職サポートがとても充実していました。履歴書の添削や模擬面接、そしてIT業界専門のキャリアアドバイザーとの面談など、手厚いサポートを受けることができ、結果的にスクールを選んで大正解だったと感じています。
もし、独学に自信がない方や、効率的に学習を進めたい方は、スクールも一つの選択肢として考えてみてください。
転職活動のリアルな道のり
スクールで基礎を学んだ後、いよいよ転職活動に本腰を入れました。この段階で、私は「未経験」であることを最大の強みとしてアピールしようと決めました。
- ポートフォリオの作成
- 自分のスキルをアピールするための作品(ポートフォリオ)を作りました。スクールの課題だけでなく、自分でWebサイトを作ってみたり、ブログを書いてみたりしました。
- ポイント: 採用担当者は、単に作品の出来栄えだけでなく、「なぜこの作品を作ったのか」という背景にある皆さんの熱意や考え方を重視しています。自分が本当に好きなものや、解決したい課題をテーマにすると、モチベーションも上がり、面接でも熱意を伝えやすくなりますよ。
- 自分のスキルをアピールするための作品(ポートフォリオ)を作りました。スクールの課題だけでなく、自分でWebサイトを作ってみたり、ブログを書いてみたりしました。
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 未経験なので、これまでの経験をどう活かせるかを悩みました。そこで、前職の接客業で培った「お客様のニーズを引き出すコミュニケーション能力」や、「クレーム対応で磨いた問題解決能力」を、IT業界でどう活かせるかを具体的に書くようにしました。
- ポイント: ただ「コミュニケーション能力があります」と書くのではなく、「どのような場面でその能力を発揮し、どんな成果を出したか」を具体的に書くことが大切です。これまでの経験と、これからやりたいことの繋がりを意識して書くと、採用担当者の心に響きやすくなります。
- 未経験なので、これまでの経験をどう活かせるかを悩みました。そこで、前職の接客業で培った「お客様のニーズを引き出すコミュニケーション能力」や、「クレーム対応で磨いた問題解決能力」を、IT業界でどう活かせるかを具体的に書くようにしました。
- 面接
- 面接では、なぜIT業界に転職したいのか、入社後に何がしたいのかを熱意をもって伝えました。そして、正直に「未経験なので、分からないこともたくさんありますが、日々勉強して成長していきたいです」と伝え、常に学び続ける意欲があることをアピールしました。
- ポイント: 嘘をつかないこと、そして素直に学びたいという姿勢を見せることが何よりも大切です。面接は、企業側があなたの人柄やポテンシャルを見極める場でもあります。
- 面接では、なぜIT業界に転職したいのか、入社後に何がしたいのかを熱意をもって伝えました。そして、正直に「未経験なので、分からないこともたくさんありますが、日々勉強して成長していきたいです」と伝え、常に学び続ける意欲があることをアピールしました。
正直、何社も不採用通知をもらって、心が折れそうになったこともありました。でも、「ここで諦めたら、これまで頑張ってきた時間がもったいない!」と自分を奮い立たせ、最後までやり切りました。
未経験で入社後、ぶつかった壁と乗り越え方
無事にIT企業に内定をもらい、入社した後は、想像以上に大変なことばかりでした。
- 専門用語の壁:
- 社内で飛び交う「サーバー」「クライアント」「API」といった専門用語が全く分からず、最初は会議の内容についていくのが精一杯でした。先輩の会話がまるで呪文のように聞こえ、頭の中が真っ白になることもありました。まるで外国語を聞いているような感覚です。
- 乗り越え方: 分からないことがあれば、すぐにメモを取り、「○○ってどういう意味ですか?」と先輩に質問することを心がけました。質問するときは、「こういう意味で合っていますか?」と自分の理解度を確認しながら聞くと、より効果的です。
- 社内で飛び交う「サーバー」「クライアント」「API」といった専門用語が全く分からず、最初は会議の内容についていくのが精一杯でした。先輩の会話がまるで呪文のように聞こえ、頭の中が真っ白になることもありました。まるで外国語を聞いているような感覚です。
- 技術的な壁:
- 研修で学んだこと以外にも、知らない技術がたくさん出てきて、「自分は本当にやっていけるのかな…」と不安になることもありました。周りの先輩たちは、魔法のようにコードを書いていて、自分とのスキルの差に愕然とすることもありました。
- 乗り越え方: 焦らず、「インプット」と「アウトプット」を繰り返すことを意識しました。先輩にアドバイスをもらったり、オンラインの学習サイトを活用したりして、少しずつ知識を増やしました。また、学んだことは実際に手を動かしてコードを書き、身につけることを心がけました。
- 研修で学んだこと以外にも、知らない技術がたくさん出てきて、「自分は本当にやっていけるのかな…」と不安になることもありました。周りの先輩たちは、魔法のようにコードを書いていて、自分とのスキルの差に愕然とすることもありました。
最初から完璧にできる人はいません。大切なのは、分からないことをそのままにせず、素直に学び続ける姿勢です。毎日少しずつでも成長していることを実感できるようになると、仕事がどんどん楽しくなってきますよ。
まとめ
私が未経験からIT業界に転職して感じたのは、大切なのは、完璧なスキルではなく、『学び続けようとする姿勢』と『一歩踏み出す勇気』だということです。
IT業界は常に新しい技術が生まれてくるので、一生学び続ける必要があります。でも、裏を返せば、常に新しいことに挑戦できる面白さがあるということでもあります。
もし、IT業界への転職を考えている方がいたら、まずは「どんな分野に興味があるか」を考えて、少しずつ行動してみてください。
この記事が、皆さんの新しい一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。頑張ってくださいね!