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【体験談】48歳からの大逆転!「登録販売者」でつかんだ新しい働き方と転職の秘訣

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私は現在49歳。ついこの前まで、25年勤めた会社が突然の廃業。48歳で放り出され、『これからどうしよう…』と不安で夜も眠れない日々を過ごしていました。

新卒から約25年間、従業員が10人足らずの小さな会社で事務員として働いていました。アットホームで居心地はよかったのですが、会社が廃業することになり、私は48歳で初めての本格的な転職活動をすることになったのです。

長年事務職でしたが、なにせ小さな会社です。経理から電話応対、お茶出しまで何でもやりましたが、正直言って、大きな会社で求められるような「一般事務」の専門的なスキルには自信がありませんでした。「私は社会で通用しないんじゃないか」と、毎日不安で眠れない日々が続きました。

今回は、そんな不安を乗り越え、「登録販売者」という資格を取ってドラッグストアで働くという、予想外の道を選んだ私の体験談をご紹介します。

25年間勤めた会社が廃業に。私の「転職」物語の始まり

会社が廃業すると決まったとき、頭が真っ白になりました。世の中の企業は、私が勤めていたような小さな会社ばかりではありません。求人情報を見るたびに、「Word、Excelの経験はありますか?」「簿記の資格はありますか?」「TOEICの点数は?」といった条件に、心が折れそうになりました。

48歳という年齢で、未経験の仕事に飛び込む勇気もなく、やはり慣れた事務職で再就職しようと決めたのですが、ここでも大きな壁にぶつかりました。

壁その1:一般事務のスキルに自信がない

長年培ったスキルは、うちの会社特有のものが多く、「一般的な事務スキル」として通用するのかが不安でした。面接で「弊社にどんな貢献ができますか?」と聞かれても、具体的なアピールポイントが見つからないのです。

壁その2:給料が満足できるものではない

これが一番の悩みでした。再就職先の事務職の求人を見ても、提示される給料は以前の会社よりもかなり下がるものがほとんどでした。もちろん、年齢やブランクを考えれば仕方ないのかもしれませんが、「この給料で、この先ずっと生活していけるのだろうか」という焦りを感じずにはいられませんでした。

結局、理想と現実のギャップに苦しみ、「このままではいけない」と強く感じたんです。

48歳で気づいた「専門性」の重要性

事務職として再スタートを切るのが難しいと悟ったとき、私は「手に職をつけるしかない」と考え始めました。しかし、何を?

医療事務や介護の資格も考えましたが、私の家の近くには大きなドラッグストアがたくさんあることに気づきました。そこで目にしたのが、「登録販売者」の求人です。

登録販売者とは、薬局やドラッグストアなどで、風邪薬などの一般用医薬品(第二類・第三類)を販売できる専門家です

「薬の知識なんて全くないけど、これなら!」と強く惹かれたのには、いくつかの理由があります。

  1. 年齢に関係なく働ける!:ドラッグストアは人手不足のところも多く、専門資格があれば年齢を問わず採用されやすいと知りました。
  2. 時給が高い!:事務職の求人と比較して、資格手当がつくため、満足できる給与水準でした。
  3. 地域密着で社会貢献できる!:お客様の健康に関する相談に乗る仕事に、大きなやりがいを感じられそうでした。

決断してからは早かったです。専門の通信教育を受け、半年間、通勤時間や家事の合間を縫って猛勉強しました。25年ぶりの試験勉強は大変でしたが、過去問を徹底的に解くなど工夫を凝らしました。

ここで変わるんだ!」という強い気持ちで乗り切りました。そして無事、試験に合格することができたのです。

【比較】事務職時代と登録販売者になってからの生活

資格を取得して、いざドラッグストアに転職しました。仕事内容は一変しましたが、充実感は以前よりずっと大きいです。ここで、私の人生を大きく変えた2つの仕事の違いを表で比較してみますね。

比較項目事務職時代(小規模企業)登録販売者(ドラッグストア)
主な業務内容一般事務全般、経理補助、電話応対、雑務医薬品(第二類・三類)の販売、お客様への健康相談、品出し、レジ業務
給与水準(時給換算)△ やや低め(資格手当なし)◎ 資格手当がつき、高め
スキルの汎用性× 企業独自のスキルが中心で、他の企業で通用しにくい◎ 専門資格なので、全国どのドラッグストアでも通用する
やりがい△ 裏方としてのサポート役◎ お客様に直接感謝される、専門知識が活きる
職場の人間関係〇 アットホームで安定している〇 多様な年代の同僚、お客様との活発な交流

見ての通り、登録販売者は、専門知識を身につけたことで、転職市場での私の価値を大きく高めてくれました。もちろん、薬の勉強は大変でしたが、その分、仕事で「ありがとう」と言われるたびに、頑張ってよかったと心から思います。

ドラッグストア勤務開始!新しい職場のリアルとやりがい

ドラッグストア棚

ドラッグストアでの仕事は、事務職とは全く違いました。毎日多くのお客様と接し、商品の説明をしたり、体調の相談に乗ったりします。

最初のうちは、お客様からの質問にうまく答えられず、緊張で汗をかいてしまうこともありました。しかし、お店の先輩や薬剤師の方に教わりながら、一つずつ知識を増やしていくことで、だんだん自信がついてきました。

特にやりがいを感じるのは、私がおすすめしたお薬で、お客様の体調がよくなったと報告に来てくださったときです。「あなたがいてくれてよかった」と言われたときは、事務職時代には感じられなかった、人に直接貢献している実感を得られました。

また、小規模企業ではなかなか触れる機会がなかった、最新の在庫管理システムや、多岐にわたる商品知識を学ぶ日々も刺激的です。これまでの「私は大きな会社では通用しない」という劣等感は、新しい環境で働くうちにすっかり消えてしまいました。

給与面でも、資格手当のおかげで以前より安定した生活を送れるようになり、不安が大きく減りました。

私から、一歩踏み出せない「事務職」のあなたへ

私のように長年、一つの環境で事務職として働いてきた人にとって、40代後半での転職は本当に勇気がいることだと思います。「今更、新しいことなんて無理」「私にはスキルがないから」と、諦めてしまう気持ちもよくわかります。

でも、安心してください。人生100年時代、48歳はまだまだこれからです!

大切なのは、「今までの私」に固執しないことです。事務職という道にこだわらず、視野を広げてみると、私のように「登録販売者」という全く新しい扉が開くかもしれません。

デスクワークで培った正確さや集中力、そして細やかな気配りは、どんな仕事でも必ず活きる立派なスキルです。そこに、資格という専門的な知識をプラスすれば、あなたの市場価値は一気に高まります。

年齢を理由に諦めず、少しでも気になる資格や仕事があれば、まずは情報収集から始めてみてください。一歩踏み出す勇気が、きっとあなたの未来を明るくします。

まとめ

私の転職は、会社の廃業という予期せぬ出来事から始まりましたが、結果的に「事務職」から「登録販売者」という新しいキャリアを手に入れることができました。

ポイント詳細
年齢の壁48歳でも専門資格があれば乗り越えられる
事務職の現実経験年数より、汎用的なスキルや専門性が求められる
登録販売士安定した需要、資格手当による給与アップ、お客様への直接貢献といったメリットが多い

もし、あなたが今の給料や将来の不安を抱えているなら、登録販売者は、人生を再スタートさせるための強力な武器になります。

私自身、新しい挑戦を通じて、いくつになっても成長できること、そして自分の能力には限界がないことを知りました。さあ、次はあなたの番です。可能性を信じ、不安な気持ちは私も通った道だと割り切って、一緒に次のステップへ踏み出しましょう!

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