*この記事のリンクにはプロモーションが含まれています。

【体験談】40代後半、崖っぷちからの転職成功体験

アイキャッチ画像 体験談
スポンサーリンク

「もう40代後半だし、転職なんて無理だよね…」そう思っているあなたへ。いえ、そんなことはありません。新卒から25年以上勤めた事務職から、48歳で全くの未経験だったWebデザイナーに転身した私の体験談をお話しします。

新卒から長年勤めていた事務職の毎日。安定はしているけれど、このまま定年まで続けていくのかな…と、漠然とした不安を抱えていた私にとって、転職は夢のまた夢でした。しかし、48歳で一念発起し、全くの未経験だったWebデザイナーへと転身を成功させました。

この記事では、私がどのようにして全く新しい職種への転職を成功させたのか、その道のりをお話しします。これから新しいキャリアに挑戦したいと考えている方のヒントになれば嬉しいです。

転職を決意するまでの葛藤と不安

新卒で入社した会社に25年以上勤めていました。仕事にも慣れ、それなりに責任のあるポジションを任されていましたが、どこか満たされない気持ちがありました。

新しいことに挑戦したい、もっと自分の手で「ものづくり」をしてみたい。そんな思いが日に日に強くなっていったのです。

しかし、現実は甘くありません。インターネットで求人情報を検索してみると、事務職の求人はたくさんあるものの、興味のあるクリエイティブ系の求人は「実務経験者優遇」「若手歓迎」の文字ばかりが目に飛び込んできます。40代後半という年齢は、転職市場では不利なのだと痛感しました。

「今さら畑違いの仕事に挑戦して、もし失敗したらどうしよう…」 「家族に迷惑をかけることになるのではないか…」

不安は尽きませんでしたが、このまま後悔しながら生きていくのは嫌だという思いが勝ちました。私は、一大決心をして転職活動を始めることにしました。

自己分析で「強み」と「本当にやりたいこと」を見つけ出す

転職活動を始めるにあたって、まず最初に行ったのは自己分析です。これまでの事務職のキャリアを振り返り、自分がどんな仕事にやりがいを感じてきたのかどんなスキルを持っているのかを洗い出しました。

ここで役に立ったのが、以下のような比較表です。

このように時系列で整理することで、自分の成長や変化を客観的に見ることができました。そして、私は気づいたのです。得意なことは「事務作業」そのものではなく、「膨大な情報を整理し、相手にわかりやすく伝える」ことなのだ、と。この強みを活かせる仕事として、Webデザイナーという選択肢が浮かび上がってきました。

職業訓練でゼロから新しいスキルを習得

Webデザイナーになるには、デザインソフトの操作やプログラミングの知識が不可欠です。しかし、独学では限界があると感じ、私は職業訓練校に通うことを決めました。

「40代後半から学校に通うなんて…」と最初は恥ずかしさもありましたが、いざ通ってみると、私と同じようにキャリアチェンジを目指す人たちがたくさんいました。

職業訓練では、Webサイト制作の基本から、PhotoshopやIllustratorといった専門ソフトの使い方、HTMLやCSSといったプログラミング言語まで、実務に直結する内容を体系的に学ぶことができました。

特に力を入れたのは、ポートフォリオ制作です。卒業制作として、自分のWebサイトをゼロから作り上げ、スキルを可視化することに努めました。

転職エージェントとの二人三脚で挑んだ転職活動

新しいスキルを身につけたものの、実務経験がないという現実に直面しました。そこで頼ったのが転職エージェントです。

エージェントとの面談では、以下の点を特に意識しました。

  • 正直に話す 事務職としての経験と、職業訓練で得た新しいスキルを正直に話しました。
  • キャリアチェンジへの熱意を伝える 「なぜ事務職からWebデザイナーになりたいのか」というストーリーを具体的に話しました。
  • ポートフォリオを見せる 口頭だけでなく、職業訓練で制作したポートフォリオを見せて、自分のスキルを証明しました。

エージェントは、私のキャリアチェンジのストーリーを理解し、企業側にしっかりと伝えてくれました。そして、実務経験がない私でも可能性を見出してくれたり、経験よりもポテンシャル学ぶ意欲を重視してくれる企業を厳選して紹介してくれたのです。

一人で探していたときには見つけられなかったような、素晴らしい出会いがたくさんありました。

面接で大切なのは「経験」と「熱意」

面接では、事務職として培ってきたコミュニケーション能力段取り力といったスキルをアピールしつつ、職業訓練で身につけた専門スキル熱意を全面に出しました。

「なぜこの会社で働きたいのか?」という質問に対しては、会社のWebサイトを事前にしっかり分析し、自分のスキルや経験がどのように活かせるのか、どんな貢献ができるのかを熱意をもって伝えました。

面接官も「40代で新しいことを学ぼうとする意欲に感銘を受けた」と言ってくださり、年齢が不利になると思っていた私にとって、これは大きな驚きでした。

経験豊富な人材だけでなく、新しいことを学ぶ意欲にあふれる人材を求めている企業は、思った以上にたくさんあるのです

まとめ

40代後半からの転職は、たしかに簡単なことではありません。しかし、私は自分の経験を通して、以下のことを学びました。

  • 自己分析でキャリアの方向性を再確認すべし 自分の強みや本当にやりたいことを理解することが、転職成功への第一歩です。
  • 新しいスキルの習得を恐れるな 職業訓練などを活用し、新しい知識やスキルを積極的に身につけることで、転職の選択肢は大きく広がります。
  • 年齢は強みになることもある これまでの経験や、新しいことに挑戦する熱意は、若い人にはない大きな武器になります。

「もう遅い」と諦める前に、まずは一歩踏み出してみてください。人生100年時代、新しいキャリアに挑戦するのに「もう遅い」はありません。

まずは、あなたが本当にやりたいことを見つけることから始めてみませんか?あなたの挑戦を応援しています。

タイトルとURLをコピーしました